2018年1月15日,弁護士大西達夫は,医療経営士1級の認定を受けました(認定登録番号11210018010004)。
http://www.jmmpa.jp/pdf/backnumber/MMS_News_201802.pdf
 医療経営士は,「医療機関をマネジメントする上で必要な医療および経営に関する知識と,経営課題を解決する能力を有し,実践的な経営能力を備えた人材」として一般社団法人日本医療経営実践協会が認定登録した資格者です。
 等級については3級から1級まで3段階あり,これまで最上級の1級については一定期間の医療機関勤務経験が資格認定要件とされてきましたが,2017年度からは医療機関外勤務者にも資格認定の門戸が開放され,私も今回,おそらく弁護士・弁理士としては初めて,医療経営士1級認定登録を受けることができました。
 2018年度は診療報酬と介護報酬の同時改定,第7次医療計画,臨床研究法や改正医療法(医療広告規制の改正)の施行など,医療経営をめぐる政策的・制度的・経済的動向からますます目が離せない状況にありますが,このような時代であるからこそ,各医療機関が自らの強みを生かした経営戦略を策定し,地域包括ケアシステムの中で自院のポジショニングを確立することが求められています。そのために,医療機関経営者の参謀役・パートナー,いわば「ドクターの軍師」としての医療経営士の活躍の機会を広げていきたいと思います。